真夏でも磨き作業は可能ですが、
実はこの時期の磨きは、
とても繊細な判断が必要になります。
夏場は気温が高く、
塗装表面が柔らかくなりやすい状態です。
そのため、
磨きすぎるとキズを追いすぎたり、
仕上がりが安定しないことがあります。
また、
研磨熱がこもりやすく、
条件によっては塗装に余計な負担をかけてしまうこともあります。
当店では夏場の磨き作業において、
・回転数
・圧力
・作業時間
を細かく調整し、
無理な研磨は行いません。
「消す」ことよりも、
塗装を守りながら整えることを優先します。
季節によって磨き方を変える。
それも、ディテーリングにおいて
重要な考え方のひとつです。
夏場になると急増するのが、
鳥フンや虫汚れによるトラブルです。
これらは単なる汚れではなく、
非常にダメージ性の高い付着物です。
鳥フンには酸性成分が含まれており、
高温のボディに付着したまま放置すると、
短時間でも塗装に影響を与えることがあります。
虫汚れも同様で、
タンパク質や油分が熱によって固着し、
簡単な洗車では落ちなくなるケースがあります。
特に真夏は、
日差しと熱により反応が加速するため、
「気づいたらすぐ落とす」ことが重要です。
無理にこすらず、
水でしっかり濡らしてから、
優しく洗い流す。
これだけでも、ダメージを大きく減らせます。
放置しないこと。
それが、夏場のボディケアで最も大切なポイントです。