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月別アーカイブ: 2026年3月

磨きが仕上がりを左右する理由

コーティングの仕上がりは、
塗った瞬間ではなく、
その前段階でほぼ決まっています。

それが磨き、いわゆる下地処理です。

塗装表面には、
目に見えない細かなキズや
シミ、くすみが必ず存在しています。
これを整えずにコーティングをしてしまうと、
それらを閉じ込めた状態で仕上げることになります。

磨きはキズを消す作業ではなく、
塗装表面を整え、
コーティングが正しく定着する土台を作る工程です。

車種や塗装の硬さ、
これまでの使用環境によって、
必要な磨き方はすべて異なります。

だからこそ当店では、
決まった工程や時間を当てはめるのではなく、
一台一台の状態を見ながら調整しています。

磨きは目立たない工程ですが、
仕上がりの質を左右する
最も重要な部分だと考えています。

黄砂がボディに与える本当の影響

黄砂が飛来する時期になると、
ボディ全体がザラついたような感触になることがあります。

黄砂は砂や鉱物の微粒子を多く含んでおり、
これがボディ表面に付着したまま触ってしまうと、
細かいキズの原因になります。

特にやってしまいがちなのが、
乾いた状態での拭き取りや
軽く撫でるような洗車です。

一見キズが入っていないようでも、
積み重なることで塗装全体のツヤが落ち、
くすみの原因になります。

黄砂が多い日は、
無理に手を入れず、
まずはしっかり水で流すことが基本です。
触る前に落とす。
これだけでもボディへの負担は大きく変わります。

花粉は汚れではなく「塗装ダメージ」です

春になると一気に増えるのが花粉の付着です。
一見すると黄色っぽい汚れに見えるため、
「洗えば落ちるもの」と思われがちですが、
実際には単なる汚れではありません。

花粉は水分を含むことで成分が変化し、
塗装表面に影響を与える性質があります。
特に雨と重なると、
ボディにシミのような痕が残るケースも少なくありません。

この状態で無理にこすってしまうと、
花粉そのものではなく、
塗装へのダメージを広げてしまうことがあります。

春先は「汚れたらすぐ拭く」よりも、
正しく洗い流すことが重要な時期です。
コーティング施工車であっても、
花粉の影響を完全に防ぐことはできないため、
扱い方には注意が必要です。

染みになって取れなくなってしまった時は特別な処置をします。