下準備 ・洗車 ・鉄粉除去 ・マスキング
コーティング施工の下準備 ― 仕上がりを左右する最も大切な工程
どんなに高品質なコーティング剤を使用しても、
下地が整っていなければ本来の効果は発揮されません。その下地を作る為の下準備をまず行います。
当店では、研磨施工の前に 「洗車 → 鉄粉(虫、ピッチタール、花粉)除去 → マスキング」 の3工程を丁寧に行います。
1.洗車 ボディの汚れをリセットする
まずは、ボディ全体を徹底的に洗浄します。
塗装面に残る埃や汚れ、油分をやさしく落とします。
・ホイールやドアヒンジ、給油口も綺麗に
・エンブレム周りなどの黒ずみも除去
2.鉄粉除去 見えないザラつきを取り除く
車には様々な要因で細かな鉄粉が刺さっていることがあります。
これらが塗装面に刺さったままだと研磨時に**スクラッチ(傷)**の原因になります。
当店では専用の粘土を使って鉄粉を除去します。
触ったときに「ザラザラ」が「ツルツル」に変わる瞬間。
これが、下地が整ったサインです。
この時に虫、ピッチタール、花粉の除去も必要に応じて行います。
3.マスキング 守るための準備
下地が整ったら、次は「磨き」工程に入る前の**マスキング(養生)**です。
これは、磨き機の熱やコンパウンド(研磨剤)が
樹脂パーツ・ゴム部分・エッジ部に触れないように保護する作業です。
細かい部分まで気を配ることで、
次の「磨き」の工程が安全かつ精密に進められます。
当社では研磨後に洗車しますので窓や細かい隙間まではマスキングしません。ただし洗車が出来ない特殊な車は全てマスキングします。
ここまで終われば研磨に進みます。
研磨作業
磨き工程 ― 塗装の“本来の艶”を引き出す
当社ではコーティング施工で最も重要な作業は研磨であると考えております。
まずは、塗装面の傷・くすみ・ウォータースポットなどをチェック。
**「どこまで磨くか」「どこを残すか」**を見極めることが大切です。
・粗磨き
ボディ全体のくすみや傷、目に見えて分かるものだけでなく照明を当てながら磨きます。
この段階ではまだ“光沢”よりも“平滑さ”を重視します。見た目以上に繊細なタッチで、塗装面を整える工程です。
・中間磨き
粗磨きでついてしまうオーロラと呼ばれる薄い傷を除去していきます。この段階で「曇った艶」が「深みのある艶」に変化します。
・仕上げ磨き
最終的に照明を当てても傷が残らないように磨いていきます。ここまで磨いて出来上がったボディを脱脂してからコーティングで保護します。
コーティング仕上げ・事例
当店では、純度の高いガラス被膜タイプを中心に使用しており塗布作業は、すべて手作業で行います。
すべての工程が終わったあと、
複数方向から照明を当て、塗装面の反射・艶・ムラを最終チェック。
コーティングは、ただの保護膜ではありません。
磨きで引き出した艶を守り、日常の洗車で美しさが戻る“再生の膜”です。
